資料室「不重来」
橘倉酒造の酒造業としての記録は、江戸時代元禄9年(1696年)村内に酒屋を営んでいた記述があり、享保5年(1720年)には酒株の受渡しをしたという古文書が残っています。
300年以上の歴史を持つ、日本でも古い酒屋の一つです。橘倉300年の歴史を貫く横糸は「地域」であり、縦糸はそこで育まれた「民権」であります。橘倉の酒蔵の中から整理された書類の中からそれが読み取れますし、明治初年自由民権運動で全国遊説した中江兆民が、橘倉で一夜を過ごした時、「民重きを為す(民為重)」の書を遺していきました。橘倉の歴史の中から、日本の経済社会、文化、政治の一端を発信することが出来ればと考えております。
資料室開館日 | 毎月中旬の土曜、日曜日(基本的には第3土日) |
公開時間 | 午前10時から午後3時 |
見学料 | 無料 |
定員 | 数名~50名 |
駐車場 | 大型バス1台 |
見学内容 | 橘倉所蔵の歴史的資料 |